ユミに実家の両親からの勧めで、お見合いの話しが出てきました。
当然ですが、ユミの両親は僕の存在を知りません。
仮に知ってしまったら、恐らく大変なことになってしまうでしょう。
その相手と、今日会ったのだそうです。
僕としては内心非常に複雑な思いが交錯しておりますが。。。
お見合いというか、二人だけで軽く会っただけだそうです。
しかし非常に失礼な相手だったらしく、非常に怒ったメールが送られました。
初対面なのに、いきなりラブホへ連れて行かれそうになったようです。
他にも、会話の内容があまりに失礼で理不尽だったそうです。
そのお怒りのメールの途中に、以下の一文が。。。
「なんでユーちゃん結婚してるのよ!!バカッ。」
何よりも僕には、この一文が一番辛かったのです。
ユミがそれだけ僕のことを思ってくれていたことは素直に嬉しい。。。
同時に、ユミに対して辛い思いもさせていたということを思い知らされた。。。
叶わぬ恋だと理解していても、ユミには厳しい現実だったのだと。。。
僕はこのメールへの返事にすごく躊躇してしまいました。
何を書いてもユミを傷付けるだけ、そう思っていたからです。
しかし、だからと言って何も返さない訳にもいきません。
結局、この肝心な一文は聞き流さざるを得ませんでした。
その後、ユミからは何も音沙汰がありません。
やっぱり僕は、ユミから距離を置くべきだという気持ちに傾いています。
どうしてもユミの気持ちに応えることはできないからです。
どんなにユミを愛していても、僕自身の家庭事情がそれを妨げます。
正直なところ、このお見合いがいい方向に進めばと思っていました。
ユミにはちゃんとした独身男性と幸せになって欲しいからです。
ユミは怒るかも知れないけど、僕は心を込めて祝福するつもりでした。
しかし結果的に、益々僕に対する思いを深めてしまったのでは?
自惚れかも知れませんが、そんな不安を感じてしまっているのです。
もっとユミに嫌われる努力をしなきゃいけないのかあ。。。
久し振りの更新です。
今日、会社から帰宅する途中の電車内で偶然にユミと遭遇しました。
同じ路線で通勤しているのは知っていましたが、まさか車内で逢うとは。
ユミは始発駅から座っていて、僕は途中からの乗車でした。
ユミは目を閉じていたので、このまま休ませようかとも思いました。
でも滅多にない偶然なので、軽く肩をトントンと叩くとすぐ目を開きました。
僕の顔を見て、すぐ微笑んでくれました。
かなり疲れている様子だったけど、頑張っている様子はすぐわかりました。
電車に乗っている時間は、僅か30分足らずのことです。
でも、少しだけ会話をしました。
こんな形だけど、これが今年の初対面なんですねぇ。
懐かしいという感じではなく、ごく自然にお話しをしたのですけどね。
ユミが今は仕事でいっぱいいっぱいなのは、よくわかりました。
話さなくても理解していましたが、やっぱりなという印象ですね。
僕は、途中駅での下車となります。
「え〜、もう降りるの〜?」なんて可愛いことも言われた訳ですが(笑)
少し遅い目の時間だったのと、ユミ自身が疲れているのはわかっていました。
だから「色々やることがあるからね」と言って、僕は下車しました。
そんなに悲しそうな顔はしていなかったから、まあ大丈夫かな?
ユミは、今のギリギリの状態がこれからも続きそうな雰囲気です。
精神状態のことを考えると、それがいいことなのかはやや微妙ではあります。
ただ、余計なことを考える余裕がないのが、逆にいいのかも知れません。
脇目も振らず前へ進んでいる、そんな印象を受けています。
今後、僕から積極的に逢おうとはしないだろうと思います。
でもユミが僕を必要としたら、そのときは何をさておき駆けつけるつもりです。
もしかしたら、そんな日はもう二度と来ないのかも知れません。
それならそれで、ユミが自立できたことを祝福してあげたい気持ちです。
ユミに幸せになって欲しい、僕の本心はただそれだけなのです。
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